Bonjour! C’est Olfa. J’espère que vous allez bien 🙂
今日も、少し面白いフランス語の表現を紹介しようと思います!本日のフレーズは元々政治家に対して使われていたのですが、面白いので今では普通に使われています。
第39回
La politique de l’autruche
(ダチョウの政治)
さて、ダチョウの政治とはどういう意味か、イメージできますか?
皆さん、ダチョウってどんな動物でしょうか?色んな特徴がありますが、私は卵のサイズに驚きます。うずらの卵と並べると、その大きさがよくわかります(笑)
ただ、ダチョウの一番よく知られている特徴は、頭を土に入れることです。これを頭に入れてから、この表現を見てみましょう。
「Il y a beaucoup de problèmes de voisinage, mais tout le monde fait la politique de l’autruche」
(隣人とトラブルがよくありますが、皆がダチョウの政治をしていますね。)
「 A chaque fois qu’il a un problème à l’école, il fait la politique de l’autruche」
(この子は毎回学校で問題がある時に、ダチョウの政治をします)
「 Faire la politique de l’autruche n’arrangera pas les problèmes」
(ダチョウの政治は一切問題を解決しないです。)
つまり、「ダチョウの政治をする」は「何かを無視する、分からないふり、気付いていないふりをする」という意味です!ネガティブなシチュエーションでしか使いません。
ニュアンスとしては、本来は出来るはずなのに力不足で出来ない、またはやりたくないという否定的な感じです。何かを批判する時に使います。
「私には対応できるスキルがないので問題を無視します」「この問題を扱うのは怖いから、気付いていないフリをします」「やるのは面倒くさいから、わからないふりをします」といった態度を取る人は、よくいますからね。
政治の世界が発祥の言葉なのでもちろん政治の場で使われることが多いですが、日常的にも使えますね!
Aurevoir!
One thought on “フランス語の名言、ことわざ『ダチョウの政治』”
怒られるのが怖いからわからないふりをするのはダチョウの政治と言うのですか?