皆さん、お元気ですか？EcomのJuliaです。実は私、今年の7月にちょっと仕事を休んでイタリアのMailand（ミラノ）に行ってきました！
パスタやジェラートが大好きな私ですが、今回の目的はミラノで開催されているExpo（万博）を訪れることでした。
今回のExpoのテーマは“Feeding the Planet, Energy for Life“（地球に食料を、生命にエネルギーを）でした。とても広くて、3日間周っても全ての国の展覧会を見ることはできませんでした。日本はもちろん、ロシア、フランス、コロンビアなどなど、とても興味深い展示がたくさんありました！ただ私が一番気になったのはやはり、Der deutsche Pavillon（ドイツパビリオン）です。本日はそちらを紹介したいと思います。
ドイツパビリオンは万博会場の真ん中辺りにあって、サッカースタジアムのような見た目をしています。後で調べたら、なんと4900平方メートルのビルでした！大きくて、外から見るととても印象的なパビリオンです。そのため入りたい人も多くて1時間ぐらい待たないといけませんでしたが、待ち時間を楽しく過ごしてもらうためにジャグラーがパフォーマンスをしていました。子供たちだけでなく、私もとても楽しかったです。
さて、パビリオンに入る時には何も説明をされずに、不思議な手帳のようなものを渡されました。これはドイツの技術の一つだそうです。ドイツパビリオンはFields of Ideas（アイデアの生まれる場所）というタイトルで、自然のエネルギーが主なテーマでした。“Be active“というスローガンだったので、参加者からパビリオンを積極的に体験してもらうために説明が少なかったのでしょう。
パビリオンの1階に入ると、治山、治水、生物多様性の3つの環境保護活動の映画が流れています。最初にもらったメモパッドのような段ボールは、映写幕の代わりになってくれます。面白いアイデアですね！これのおかげで、自分のペースでドイツの環境活動が勉強できました。
続いて2階は、植物がテーマでした。庭ではなくバルコニーや窓敷居で育てられるような、簡単な花壇が展示されています。また、野菜やハーブの役割と育て方を教えてもらうことができます。私のお婆ちゃんは植物を育てるのが上手だったのですが、今の世代は自然から離れてきているので大事なことですね。
ドイツパビリオンには30分程いましたが、もっと時間をかけてゆっくり見た方が良い展覧会だと思います。ちなみにパビリオンの上にはピクニックコースがあって、緑がいっぱいでベンチも用意されています。その周りにもドイツの州の名物などが紹介されています。日本の方にとっても、面白いパビリオンだと思いますよ。
ミラノ万博は10月31日まで開催されています。ミラノはとても素敵な街ですし万博も興味深かったので、皆さんもぜひ行ってみてください！
