EcomのYuliaです。1か月ほど間が空いてしまいましたが、
ここ2015年末から2016年の今にかけて、ロシアで、あるミュージッククリップが注目を集めているので、それについて今日は紹介します。
それは、「Экспонат(展示品)」という音楽で、グループは、Ленинград です。
分かりやすい動画なので、ロシア語が分からなくてもだいたいわかると思います。
内容はイケテル男子とデートをしたいがために、女の子が恐ろしく無理をして準備をする過程が描いています。女性であれば、非常に同感できる部分があると思います。
歌の歌詞には、「ヴァン・ゴッホの展示会で、一番の名作はわたし! ラブテンのヒールにめっちゃイケテルパンツ(ズボンの方)をはいていくもの!」みたいなことを歌っています。しかしFワード的なよろしくないスラングも多いのでご注意。
なぜこんなにも話題になったかというと、準備をしている段階が無理やりジーンズを履いたり、靴にマニキュアを塗ったりと、つらさがこっちまで伝わるからではないかと思います。
また、世界的に見てもロシアの女性は常にヒール!というイメージが強いですが、本当にそうで、その愚かさをも見せているからではないでしょうか。
そして、もう少し内容を書くと、女の子は、自分をお金持ちの家の子で、今は一人暮らしで美術に夢中なの・・・と話すと、男子が、じゃあ、今やっているVANゴッホの展示会(выставке ван гога)でも見に行こうかとデートに発展していった流れがあります。
そして、このミュージッククリップがあまりにも話題になったため、
モスクワで本当にヴァン・ゴッホの展示会が行われた今年、ラブテン、またはほかのハイヒールを履いてきた女性は50パーセントの割引というなかなか面白いキャンペーンも行われました。
このため、モスクワのゴッホの展示会は大盛況で、2000人の女性がヒールで来たと、ニュースになっていました。
ちなみに、実際はどうかわからないですが、ロシアの女の子、または女性を眺めていると、高いピンヒールや、細目のパンツや、髪をきれいにしたりと、頑張っている感じがでているので、本当にみんな毎朝こんなことをしているのだなぁと思ってしまいます。
もちろんみんな確かにきれいなのですが、なんとなく無理をしているというか、苦労をしているというか、売れないキャバ嬢のオーラが付きまとっているのです。
男性が圧倒的に少ない国の女性は本当に大変なのですね。
まあ、でも気合がなさすぎよりは良いかもしれません。少なくてもロシアに来る外国人男性は喜んでいる方の方が多いです。ロシア女性と親しくなりたいというそこのあなたも、このミュージッククリップを見て、美しさの裏の苦労を理解してあげてくだたい。そうすれば、なんでもおごってあげたい気分になるでしょう(^^♪