С Новым Годом! みなさん良いお年を!Ecomのユリヤです。
ロシアでは、12月の中頃になるとこの「С Новым Годом!」を至るところで耳にします。
直訳は「新年おめでとう!」ですが、年末から年明けにかけて同じフレーズを使います。
ちなみに、これが原因で日本に住むロシア人の多くは年末から「あけましておめでとう!」と言ったりします。
この前お話したように、ロシア人は12月の2週目くらいから1月末くらいまではず~っと新年のお祭り気分です。
ロシアの新年は、日本のお正月にも少し似ています。
新年のお祝いは古くからありますが、ロシア正教では旧暦で祝われてきました。
ところが1700年から、ピョートル一世がヨーロッパと同様になるように休日までも変えてしまったのです。
(サンクト・ペテルブルグの話でも書きましたが、ピョートル大帝はヨーロッパ好きとして有名です。)
そこから前回の記事で書いた「旧正月」が生まれ、現在のお祝いのラストを飾るのです。
ただい、以前はヨーロッパの多くの国と同様にクリスマスがメインイベントでした。
ところが、ソ連時代となり宗教が禁止された時から(国の押しもあって)「Новый Год」(新年)がメインイベントとなったのです。
ソ連がクリスマスを嫌ったことは「ジェド・マロース」の記事でも書きましたね。
ちなみにクリスマスツリーは、ただのモミの木として飾られていました(笑)
私は小さな頃に母からこの話を聞かされたのですが、
「長い冬の唯一の楽しみを人から取り上げるのは無理よ。どんなに政府が反対したって、隠れて祝うに決まってる。だから宗教に関係ない週末に光を浴びさせたの。」
と言ってて、ちょっと納得しました。
今は新年が近づくと、小さな子どもからお年寄りまで、誰もがワクワクした気分でいっぱいになります。
家族や大切な人への贈り物を何にしようかと悩んだり、新年のディナーのメニューを考えたりします。
街や会社でも、「どこ行くの?」「何作るの?」といった新年の話題ばかりです。
ほとんどの会社で忘年会も新年会もありますし、取引先やお客様にはおしゃれな新年カードを送ります。

ちなみに、新年のディナーに欠かせないものが2つあります。
1つはオリビエサラダで、もう1つは0時ぴったりにコルクを抜くシャンパンです。
他にはペルメニ(餃子)やホロデーツ(お肉のテリーヌ)など、作り置きできるものが定番です。
お母さんたちも料理をしないで休みたいですからね。

