英検準2級試験
一次試験
筆記(80分)/リスニング(約25分)
1800点中、合格点は1322点で、おおよそ例年約6割とれれば合格ライン。
子ども向け英検準2級一次合格戦略、勉強法
・配点の50%を占めるリスニングパートの出来が合否に影響。大人に比べて耳のよい子供は有利。
ただし、過去問を解いて、問題の形式に慣れることが重要。
・リスニングがうまく解けない場合、必要な語彙力が不足している場合がほとんどです。
英検準2級に出る英単語を、別途集中学習しましょう。
パート別に対策を見てみる。
・語彙
英検の語彙パートは、受験生にとって一番難しいでしょう。8, 9割以上を求めると時間帯効果が低いかなと感じます。ただし4-5割しか解けない場合、語彙力が合格レベルに達していないですし、リスニングパートにも響いてくる問題なので、その場合、早急に語彙イディオム対策をするべきです。
・読解
3級までの日常の話題から変わって、簡易ながらも社会性のある話題、環境問題や自然科学をテーマにした文章が入ってきます。10歳以上なら問題なく理解できてくるかもしれませんが、もしそれ以下の年齢の受験生の場合、読み方のコツを当校で学ばれた方がよいかもしれません。
・英作文2題 Email問題、意見論述
採点基準は、「内容」、「語彙」、「文法」それぞれで各0-3点の9点満点。
「内容」:質問にあった内容になっているかどうか?(問題よく読もう!)
「語彙」:英検準2級レベルを満たす単語(高校1年の教科書レベル)を使えているか?
「文法」:文の構造が正しいかどうか。ただし採点は結構甘め。
「意見論述」「Email」の2題とも難易度は高くない。過去問の問題をきちんと理解し、解答例をみて、何度か書く練習をすれば高得点は容易。
・リスニング
子供はリスニングが得意なので、ここで大量得点をしている子どもの準2級合格者が多いと思います。できれば9割取れるように過去問を解いて、問題形式に慣れましょう。
準2級二次試験
1対1の約5分間の面接。
採点項目 | 配点 | 採点基準 |
リーディング | 5点 | 英文を「正しく」よめているかどうかで5点を配分。具体的には、直読直解にふさわしい意味の区切りや、個々の単語発音に注意して読むことができているかどうか。 |
Q & A | 25点 | 5つの質問に回答。1つの質問への回答につき5点を配点。質問1は、読んだ文章に関する質問、質問2,3は、文章の下に書いてあるイラストを見て、質問に対して描写説明をする。質問4,5は一般的なフリートークの話題。基準は、A,相手の言っていることを把握理解できているか、B回答をしているか、C論理的な答え方をしているか、D適切な単語、表現を使っているか、Eプラスアルファの流暢さなどよさがあるかの5項目で5点を配分していると思われる。 |
態度 | 3点 | 英語圏式のコミュニケーションスキルをみて、1,2,3点を配点。気持ち積極的に会話のやり取りをした方がいいと思います。あと礼儀と。 |
合計 | 33点 | 合格点は例年19点前後。 |
子ども向け英検準2級二次試験合格戦略:
英検2次は、8割合格する試験ですので、英会話が大人より得意な子供受験生は、それほど心配する必要はないです。
ただ、Story描写は、基本過去形で話す。きちんと最初の出だしの文章は忘れずに書いてあるものを読み上げる、など、試験のコツや、形式には慣れておきたいので、模擬試験を、Ecom講師が試験監督役となって実施し、すぐにフィードバックを行います。
また質問に答えられない時の、効果的な会話の仕方などもTIPSとして紹介するなど実戦的な対策にしています。