1. 子供向け講師はできるだけネイティブ
英語講師でよく迷われるのが、日本人、フィリピン人、ネイティブの3つからの選択だと思います。
『子供は基本、真似て覚えます。』
日本人のJapanese Englishや、フィリピン英語のアクセントや発音も例外ではなく、真似てしまいます。
これは子供特有のものすごい能力ですので、是非予算が許せばネイティブ講師のレッスンを入れてあげてください。
(*ネイティブにも国や場所によって訛りがあるじゃないか!いう批判をされる方もいますが、当校も含めてきちんとした語学学校では、講師は要望がなければ極力ニュートラルな英語を使っています。
例えば、逆の考え方をしてみましょう。あなたが外国人だとして、日本語学校で、関西出身の日本語講師が、関西弁を使って日本語を教えますか?教えませんよね?
また、日本語の上手な韓国の方が、日本語を教えるとしても、やはり多くはイントネーションが残っていますし、教科書的な日本語になっています。)
2. クラス内容が、きちんと子供向けに対応しているかどうか
子供向けコース、子供特化の英会話スクールをうたっていても、実は中身は大人向け初心者教材をつかっているだけ、ということもあります。
きちんとクラスの中身(教材)などについても対応状況を確認してみましょう。
また中級以上の英語力を持つお子様の場合、ほとんどの学校では子供向け教材で対応せず、大人向け教材で代用したりしています。
英検1級などを目指すのであれば、時事トピックや、性に関するテーマ、政治経済の難しい話が入っていても対策になる部分があります。
しかし、そうでない場合、大人向け教材で、小中、高校生が習うと、興味の範囲が違うので、学習の関心が薄れてきたりします。
中級、上級以上の英語力を目指す場合のお子様向け教材、クラスの有無確認をその学校に確認されるといいと思います。
3. だいたいの価格帯とその内容(相場観)を理解しておきましょう。
通学式の子供英会話スクールですと、4, 5人のグループ、週1回で、月額7千円から1.2万円くらいが一般の相場だと思います。
では、子供向け(マンツーマン)オンライン英会話スクールの場合どうでしょうか?
実際、ピンからキリまであります。
まず、格安と呼ばれるところはフィリピン講師を使ったレッスンになりますが、変な癖をお子様が真似されることを考えるとあまりお薦めはできません。
ちなみに1レッスン100円といった広告内容は、1ヶ月31日間を毎日受けると、実質上その価格になるという話しで、お子様による毎日受講は難しいのが実情ですので、実際の負担はもっと高くなってしまうことがほとんどです。
一方、ネイティブ講師のマンツーマンオンラインレッスンの場合、30分クラス=1,000円から6,000円くらいの相場の範囲になります。
1,000から2,000円レベルですと、講師の入れ替わりが激しかったり、学習カリキュラムに難があったりします。
逆に大手英会話学校のマンツーマンだと、信頼感はありますが、5,000-6,000円程度とられます。Ecomは、その中間の3,500円程度となっております。
4. 比較サイトや匿名の口コミ意見は、ほどほどに参考
競争激しい英会話業界では、アフィリエイトという広告を出すことで、比較サイトの上位に取り上げてもらったり、よい口コミを書いてもらい、悪い口コミを出さないようにすることがよく行われています。
こうなると生徒さまから頂いたお金を、授業の中身ではなく、たくさん広告に投入した企業が強くなってしまいます。
また、比較サイト内に、自作自演の投稿や、ライバルを落とす悪い口コミの投稿もあったりします。
もちろん、匿名であっても、本当の口コミ投稿もありますので、ネット上の内容は玉石混交です。
一概に言えませんが、比較サイトや口コミの背景には、そういう状況もあるのだと理解した上で、口コミや比較サイトを眺められると、学校選択の失敗も少なくなると思います。
また匿名よりも、身近な知っている人や、実名で感想を述べられている口コミ意見をより信頼されるといいと思います。
ただ受けられるのはお子様ですので、必ず体験レッスンで学校の様子をみてみてくださいね。
5. その学校、その企業のカルチャーを読み解く
メール対応やホームページの文面、サービスの強調している箇所などから、その学校のカラーを読み解くことができます。
新規獲得メインなのか?
派手さ重視なのか?
ストイックな感じなのか?
新しいことをやっている学校なのか?
格安大量生産型の学校なのか?
在籍講師の雰囲気はどうなのか?
といったように、同じに見える学校でも、色々な指標でその学校のカラーのようなものが伝わってきます。
学校のカラーというものは結構重要で、サービスの随所に自然と出てまいります。
親御さまやお子様が快適に長く続けられるかの重要な部分でもあります。
お子様にとって学校を変えるのは、なるべく少なくしたいところだと思いますので、あえて書かさせて頂きました。