・Readingセクション:70分
全てマークシートの60問。配点100。
英検2級レベル以上の英語の語彙力は欲しい。
内容 | Ecomコメント | |
Part1 | 語彙空所補充 | 適切な語彙を選ぶ、文法問題は少ない |
Part2-A | 図表読み取り | 形式に慣れよう。 |
Part2-B | 掲示物やEmailなどの読み取り | 形式に慣れよう。 |
Part2-C | 1パラグラフの抜粋英文の理解を問う問題 | 難解な英文が多いが短い。答えは本文の置き換えで構成される。 |
Part3-A | 長文読解空所補充 | トピックとパラグラフの流れを理解できると正答率が上がる。 |
Part3-B | (図表も含む)長文読解 | トピックとパラグラフの流れを理解できると正答率が上がる。 |
対策方法
対策1:問題形式に慣れよう
英検協会のTEAPサイトに、問題が無料で見れるようになっているので、そこで問題形式を実際に解いて把握してみましょう。旺文社から出ている問題集を使って、当校講師とレッスンをすることも可能です。
対策2:時間配分を練る
配点基準は公表されておらず、TEAPのホームページも、『60問の正答率(素点)から、独自に調整して正式配点を決める』と出ています。
この『独自に調整』の箇所ですが、当校が現時点で知る限り、受験者の正答率(難易度)から傾斜配点しているとみています。
ですので例えば、
・「後ろの長文などは、皆ができない分、点数が高め」
・「前半の正答率が高めなPartは、点数が低め」
といった具合です(公式発表ではなくあくまで当校予想です)。
Readingセクションは、多くの受験生が時間が足りなくなる試験です。
最後の長文は後回しにせず、先に”時間を決めて”取り組み、まったく手がつかなかったということがないようにしましょう!
試験時間70分のうち、Part3の長文(A, B)には、30分(かかっても35分)の時間と決めて、先に終わらせましょう。
*先に長文を読むのが嫌な場合、他のパートを少し解いて、その後、30分測って長文セクションのPart3にとりかかってもいいです。
対策3:語彙力をつけよう
英検2級から準1級の語彙力が求められています。
英検2級から準1級を受けたことがない人のために言いますと、英検協会の作る問題は語彙力重視です。アカデミックな素養を養うための英語力試験ですので、当然と言えば当然ですが。
〇語彙力をつけるうえでの注意点:
・日本語訳と対で覚えるより、単語のイメージや、語源から推測できるようにしよう
・言葉は生き物なので、文章の中では、杓子定規な単語帳の意味とは違うことが多いので注意。
対策4:パラグラフリーディング、要約練習
Part3に長文ですが、文章の論理展開を知っておくと、時間をかけて読まずとも文の意味(大意)が把握でき、正答がわかることが往々にしてあります。
逆に、論理展開から、こうしう大意なので、この選択しはありえない、だから、正解はこれ、といった解き方もできます。
プラス、語彙力があれば、正解の選択肢が、本文の要旨の置き換え表現でできていることがわかり、正解確立が一気に高まります。