フランス語の名文、諺『私は洗濯物です』

Ecom講師 Olfaこんにちは、EcomのOlfaです!

今日は週の真ん中の水曜日ですが、みなさんは疲れていますか?

朝なので、まだ疲れてはいないですかね?

今回のフランス語名文は、とっても疲れた時に使える諺です!

 

第28回

Je suis lessivé

(私は洗濯物です)

「洗濯物である」「洗濯されました」とは、どういう意味でしょうか?

フランス語で「Je suis lessivé」と言うと、「非常に疲れている」という意味になります。

正式なフランス語では、「Je suis fatigué」が「疲れています」で「Je suis tres fatigué」が「とても疲れています」です。

ただ「Je suis fatigué」を使うフランス人はまあいますが、「Je suis très fatigué」を使う人はほとんどいません!

何故かと言うと、本当に疲れている時には普通の言葉を使いたくないからです。

フランス人は大げさな表現が好きなので、誇張をしないと伝わりません!(笑)

「Je suis très fatigué」は使われなさすぎて、フランス人がそれを聞いたら皮肉と感じるくらいに不自然です。

 

では、どうして「洗濯物である」と言うのでしょうか?

洗濯物は洗われたばかりで、綺麗なはずですよね?

実は、フランス人は洗濯物を別の目で見ています。

洋服は洗濯機の中でグルグル回されて、快適なはずがないです。

そのイメージを例えて、このような言い方になりました。

 

そのため、このフレーズにはもう1つのニュアンスがあります。

それは、洗濯物にとって非常に苦しい経験でも、それによって最後は綺麗になることができる、というものです。

つまり、「Je suis lessivé」は最上級の疲れを表す言い方なのですが、この言い方には「達成感」というニュアンスも含まれています。

日本語の「お疲れ様」の、とてもカジュアルなバージョンですね(笑)

また、「Je suis lessivé」は終わっていないことに対しては言えないです。

終わってからしか使えません。なぜなら最上級の「お疲れ様」だからです。

 

皆さん本日はお仕事ですか?

J’espère que vous n’êtes pas lessivé 今日も1日頑張りましょう!

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