醤油が甘い!?「フランス風」日本食Best3(後編)

Ecom講師 Olfa

こんにちは〜。EcomのOlfaです!

今日は先週の続きで、日本人がびっくりするような、フランスで食べられている日本食を紹介しようと思います!

では、いきましょう!

 

その2:甘い醤油

 

醤油が甘い!?「フランス風」日本食Best3(後編)

 

次に紹介するのは、フランス人向けの「甘い醤油」です。皆さんはフランス語で「Sauce Soja Sucrée」と書かれている「甘い醤油」を見たことはありますか?ものすごい甘いですよ。驚くかもしれませんが、前回「チョコ寿司」を紹介した通り、フランス人はかなり甘党ですからね。

この醤油には砂糖がたくさん入っているので、通常の醤油のように「サラサラ」ではなく「ドロドロ」です。私の経験から言うと、お寿司屋さんへ行くフランス人の10人中8~9人が甘い醤油を使っています。

この「甘い醤油」はお寿司を甘くすることでデザートっぽくなるので、フランス人の間で好評です。

 

ちなみに、ほとんどのフランス人が来日する時に「日本の食べ物なのに、日本には…ないの?」と思っています。実を言うと、私もそうでした(笑)

日本のレストランには置いてないのですが、ほとんどのフランス人は甘い醤油も日本から伝わってきたと思っています。そのため、日本でも甘い醤油が置いてあると思っているのですね。実は、この醤油はKIKKOMANさんに開発された、フランス人向けの商品です。

 

醤油が甘い!?「フランス風」日本食Best3(後編)
キッコーマン以外の会社も販売しています。

その3: 全く白くないライス

 

 

riz_soja

 

最後に紹介するのは食べ物というより、フランス人の和食の「食べ方」です。ご存知かと思いますが、フランス人はソースが好きです。どんな料理にでも、ソースやチーズをかけます。

フランス人からすれば、ご飯は「白いもの(=味が無いもの)」と思われています。そのためフランス人は和食屋さんへ行って白いご飯を注文すると、必ずご飯の上に何かかけます。お醤油、調味料、ごま油、唐辛子…色々なものを加えて、味を付けていきます。

これは「白ご飯がおいしくない」ということではありません。「料理の上には必ずソースをかけて食べる」というフランス人の食事の習慣のがあるからです。
例えばレストランへ行ってパスタを注文すると、白いパスタが出てくることは無いですよね?せめてオイル、バジルか何かの味がついていますよね。フランス人の感覚では、ご飯もそれと同じなのです。そのためにフランス人は白いご飯を見ると、「和食の文化」のことなど考えずに習慣でソースなどをかけてしまいます。

 

フランス風の日本食は以上になります。皆さん、どう思いましたか?日本の方が見た時にどう思うか、とても気になります!

ここに書いたようなフランス人を見かけても、習慣なので悪く思わないでくださいね(笑)

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