フランスの名言、ことわざ『沈黙できない人は…』

Ecom講師 Olfa

Bonjour!EcomのOlfaです。お元気ですか?

今日もフランス語の名文を紹介しようと思います。

前回よりは少し真面目なフレーズになります(笑)

 

第34回
Qui ne sait se taire ne sait dire.
(沈黙できない人は話すこともできない)

少し命令っぽく聞こえる言葉ですが、どういう意味でしょうか?

沈黙ができない人は話すこともできないとは、矛盾していませんか?(笑)

皆さんは日常生活で、「量」と「質」のどちらを優先していますか?

もちろんそれは、状況に従っていると思います。

例えばお腹がすごく空いている時は「質には構わないから、とりあえずいっぱい食べたい」と思うけれど、そうでなければ美味しい物が食べたいですよね。

いつも「量」を優先すると大食いしてばかりで、お腹が空くことはありません。

体が求めるよりも食べ過ぎたら、その内美味しく思わなくなりますね。食べ物を味わう能力が弱くなってしまいます。

それと同じことを、具体的な物にではなく知恵などの抽象的なことに対して使っているのがこの名文です。

フランス人は基本的にものすごくお喋りで、この名文はフランス人に一番よく当てはまります(笑)

話をし過ぎると、相手の興味が逆になくなってしまうこともあるので気をつけましょう。

もちろん、いつも黙っていた方がいいわけではありません。

ただ、黙るべき時と話すべき時の区別をちゃんとした方が、自分の話したことのインパクトがさらに高まるでしょう

ず~っと話していると、相手は自分の話の何が大事で、何が大事じゃないか判断できなくなっちゃいます。

話すのは大事だからこそ、言葉を大切にしようという意味のフレーズです。

ある意味、名言やことわざの基本とも言えますね^_^

では、またね~!

今日は話し過ぎたかもしれません(笑)

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