ドイツにはクリスマスツリーを褒め合う習慣がある?

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは、Ecomのユリアです。今日は、日本の皆さんにシェアしたい、楽しいイベントを紹介します。それは「Oberschwaben」(バイエルン州とバーデン・ヴュルテンベルクの間の地域)で行われている「Christbaumloben」です。私は東ドイツの出身なのでこの習慣を知りませんでしたが、面白そうだから自分でもやってみたいです!
「Christbaum」はクリスマスツリーのことで、「loben」は褒めるという意味です。つまり「クリスマスツリーを褒める」ということです。これは名前の通り、クリスマス前の週に皆でツリーを褒め合う習慣だそうです。

 

ドイツにはクリスマスツリーを褒め合う習慣がある?

 

街の人たちがお互いの家から家に行って「緑の葉が素敵です!」「木の幹がまっすぐで素晴らしい!」という風に、頑張ってクリスマスツリーを褒めます。そのクリスマスツリーが本当に綺麗かどうかは関係ありません!笑
実は、この習慣の本当の目的は、お酒をゲットすることです。クリスマスツリーを持っている家庭は頑張って飾りを付けたので、周りから褒めてもらえます。そして、褒めてもらったことへの感謝として、「Schnaps」というドイツの強~いお酒をあげます。クリスマスツリーを褒めて、お酒を飲んで、他の家へ行ってクリスマスツリーを褒めて、もう一度お酒を飲んで…という流れが続きます。
最初の家ではまだ酔っていませんが、たくさんの家に行くので酔っ払う人が増えていきます。ただ、それによってクリエイティブな褒め言葉が出てくるそうです(笑)とても楽しそうですよね!^^
私はやったことがありませんが、お祖母ちゃんが「Oberschwaben」に住んでいるので、遊びに行く時にチャレンジしてみようと思います!

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