Ecomのユリアです。Guten Tag! Wie geht es Ihnen?
そろそろクリスマスですね。クリスマスは人類愛を象徴するイベントなので、この時期は色々なオーガニゼーションによるチャリティープログラムが行われています。先週も「靴箱の中のクリスマス」というチャリティを紹介しましたね。
また、日常生活の中でも簡単にチャリティーへ参加できるプログラムもあります。今日はその中でも、私たちに身近なスーパーでのチャリティーを紹介したいと思います。
その1:Gemeinsam für die Tafeln
「Rewe」というスーパーでは11月末に、こちらの紙袋が置いてありました。この袋は5ユーロで売っていますが、決して自分たちの売上のためではありません。この袋を買うと、「die Tafeln」という組織への寄付となるのです。
「Die Tafeln」は、スーパーで売れなくなった食べ物をお金がない人に渡す支援組織です。スーパーは賞味期限の日付が近づいた商品を「die Tafeln」へ無料であげています。ですが、それでも食料が足りない状態だそうです。
そのため「Rewe」では乾パンのような腐りにくい食べ物をつめた袋を「die Tafeln」のために売っているのです。袋の中にはトマトスープ・パスタ・ソーセージ・マッシュポテト・スナック・お茶が入っています。この袋をレジで買ってから、その先にある箱へ入れます。
5ユーロという手頃な金額で買い物のついでにチャリティーができるので、とても人気なプログラムです。
その2:Refugees Welcome
こちらのチャリティーはエコなお店で発見しました。こちらは「Refugees Welcome」という名前のお茶です。「これはなんだろう?」と思って詳しく箱を見たら、このお茶を買うとドイツにいる難民のために1.5ユーロが寄付されるそうです。このお茶は3ユーロなのであまり高くないし、金額の半分は寄付されるので良いですね。今年の冬は、この紅茶を飲み続けようと思います。
その3:Deutschland rundet auf
こちらのキャンペーンは2012年から始まったもので、スーパーのレジで払う金額を10セントまで切り上げるプログラムです。例えば買い物の金額が1.95ユーロだったなら、店員さんに「切り上げてください」と言って2.00ユーロを払うことができます。余分な5セントは、経済的に恵まれない子供のために寄付されます。
レジですぐできるのが良いところですが、店員さんに自分から「切り上げたいです」と言う必要があります。このキャンペーンは「Edeka」 「Kaufland 」「Netto」「Penny」などのとのスーパーでできます。
もちろん寄付などはいつでもやったほうが良いことですが、クリスマスは特に寄付が盛んになるタイミイングです。余裕がある人は、ちょっと手を貸してみてはいかがでしょうか?