ヤシの木で島を作る!? ドバイのパーム・アイランド計画

EcomのOlfaです！皆さん、お元気でしょうか？
今日はアラブのとある島について紹介します。島と言ってもなんと、ヤシの木で作った島です！

それは、アラブ首長国連邦(UAE)の都市ドバイにある、パーム・アイランドという島です。

このパーム・アイランドは、観光客を集めるためにヤシの木(パーム・ツリー)を使って人工島を作り、そこに様々なお店やホテルを建てるという計画です。2004年に計画が発表されました。
島の形もヤシの木に似せたデザインになっています。ヤシの木(アラビア語でنخلةナクラー)はアラブ首長国連邦のシンボルです。

パーム・アイランドは西から順番に

◆パーム・ジェベル・アリ　نخل جبل علی
◆パーム・ジュメイラ　نخلة الجميرة
◆パーム・デイラ　نخلة ديرة

という3つの島があります。

しかし、今のところはパーム・ジュメイラしか完成していません。

実はこの計画は全然進んでいなくて、金銭的な問題などで予定より停滞しています。でも、今できているパーム・ジュメイラはとても素敵な場所で、住んでいる人からも好評です。住んでいるのはほとんど皆、アメリカの芸能人ですが…。

パーム・デイラという人工島は、計画ではフランスの首都パリよりも大きな島になるそうです

ドバイ市にはとてもモダンで未来的なイメージがあるかも知れませんが、実はまだできたばかりの都市です。UAEは元々砂漠だけの国で緑もないので、観光者は全く来ませんでした。でも皆が「国に新たな魅力を生み出そう」「建築とテクノロジー力で改善しよう」という意志で、頑張ってここまで来ました。

この人工島は良い意味でも悪い意味でも、ドバイを象徴する存在です。
もちろん、計画はちゃんと進めないといけませんし、他にもやることはたくさんあります。
でも、この人工島があることでドバイは「未来へ向かっていく都市」「想像が現実になる街」という印象を持たれています。それはドバイの大きな強みです。

計画がうまくいくといいですね！すごく面白いので、興味のある人はぜひ一回行ってみてください。
ではまた＾＾