ドイツで日本人が多いエリアTOP3

Julia Ecom(イーコム)
皆さん、こんにちは。 Ecomのユリアです。
ドイツでも日本人と日本語を話す機会がたくさんあることを知っていましたか
ドイツの2012年の統計では、3万人の日本人がドイツに住んでいることになっています。その内の55%は女性で、4000人の日本人女性がドイツ人と結婚しているようです。私はこの数字を見て、びっくりしました3万人の日本人はいったいドイツのどこに住んでいるのだろうかと。ちょっと調べてみると以下にあげる三つの地方に日本人の住まいが集まっていることが分かりました

3:Hessen(ヘッセン)州

日本人人口:約4800

日本人が集まるドイツの都市 Hessen
Hessen(ヘッセン)州

ヘッセン州はドイツの中心より少し西に位置しています。ヘッセンという名前はあまり聞かないと思いますが、中心の都市「Frankfurt(フランクフルト)」は有名ですね。
フランクフルト市にはヨーロッパの中でも数少ない大規模な空港があるので日本人が多いのでしょう。フランクフルトは各ヨーロッパの都市だけでなく、日本の東京、大阪、名古屋に直通便が発着しています。日本の三大都市から簡単にヨーロッパに行けるので、乗り換え空港としても日本とヨーロッパのビジネスに大変便利です。その上フランクフルトを中心にしている航空会社は「Lufthansa(ルフトハンザ)」という有名な会社なので、日本でも安全・安心のフライトだと思われています。そのため、多くの日本の企業はフランクフルトに支店を置くようになり、そこで働く日本人がヘッセン州に住むようになりました。

2:Bayern(バイエルン)州

日本人人口:約5200

日本人が集まるドイツの都市 Bayern
Bayern(バイエルン)州

日本で一番人気の地方と言えるでしょう!バイエルンはやはり州都のミュンヘンが有名です。経済の中心で国際色も強いく、ミュンヘン大学に通う人やビジネスパーソンなどが多いと考えられています。
バイエルン州もヘッセン州と同じく、直接東京に行ける飛行機があるので便利です。バイエルンはなまりが強いのでドイツ語の勉強をする場所には向いていません。ただ、ドイツの文化や習慣(Oktoberfestなど)はやはりバイエルンに集まっているので、ドイツの文化に興味がある人にとってはおすすめです。

1:Nordrhein-Westfalen
(
ノルトライン・ヴェストファーレン)州

日本人人口:約10000

日本人が集まるドイツの都市 Nordrhein-Westfalen
Nordrhein-Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン)州

ノルトライン・ヴェストファーレン州に住んでいる約1万人の日本人の内、Düsseldorf(デュッセルドルフ)市だけでおよそ6500人も住んでいます。ドイツで「Japan town」と言われているのはここだけです!デュッセルドルフ市には日本の企業が多く、その数は200を超えています。銀行や商業、サービス業の企業は市の真ん中に店舗を構えていますが、500近くある製造業の企業は市の周辺に位置しています。日本の企業はドイツと異なり、企業側が会社員の家賃を払っています。そのため、デュッセルドルフ市の不動産市場における家賃価格はとても高くなりました。デュッセルドルフ市には、日本人コミュニティーのために日本語が書かれた美容院、スーパーなどがたくさんあります。日本人が多く通う現地校もあり、現時点で約700人の生徒が通っています。

Düsseldorf市にある日本のスーパー
デュッセルドルフ市にある日本のスーパー

毎年、夏には「Japan Tag」(Japan day)が行われます。そこでは浴衣を着たり、美味しい日本食を食べたりして日本の文化を体験できるだけでなく、大きい花火も見れるそうです。毎年、およそ100万人の観光者でにぎわう大人気のお祭りです。私は行ったことはありませんが、このお祭りに行ったことがある私の友達によると、まるで日本に旅行をしている気分になれるそうです。

以上が、日本人が集まる街TOP3です。ドイツへ行く際には参考にしてください

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