旧東ドイツの冗談:最低な国とは一体どこ?

staff02皆さん、お久しぶりです。 Wie geht es Ihnen? Juliaです

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何週間か前に、ブログとfacebookで東ドイツについて知りたいことがあるかと聞きました。
その質問の中で、東ドイツの冗談について知りたいと問い合わせがありました。 そのため、今日は一つの旧東ドイツの冗談を説明したいと思います。

旧東ドイツの政府は、社会主義政府だったので、その政府に対して不満を持っている人がたくさんいました。
その不満は国民に限られているだけではなく、政府の公務員も不満を持っていました。
今日はそうした、東ドイツ社会主義時代の不満をテーマした冗談を紹介したいと思います。

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旧東ドイツのとある市民は、深夜の東ベルリンを歩いていて、何回も何回も
「くその国!くその政府!」
と大きい声で叫んでいました。
急に公安局の警察が出てきて、叫んでいた男性を拘留しました。
ですが、捉えられた人は、拘留理由を尋ねました。
「どうして私を拘留したのですか? どんな国、どんな政府がクソかなんて言わなかったですよ。」
公安局の警察はそれを聞いて、考え直して、彼を泳がせました。
ただ2分後、同じの公安局の警察がもう一度、彼を拘留しなおします。
「え!なんで?」と、警察に聞くと、
「いや、考えたのだ、クソな国・クソな政府なんて1つしかないから・・・」と答えました。

拘留された市民は、「クソの国やクソの政府」がどこかは言っていないかったのですが、警察は、自身でも、東ドイツはクソで最低な国だと知っていて、旧東ドイツ以外の国を見ても、東ドイツよりはまだましだろうと思っていました。
そのため、直接言わなくても、国家侮辱罪として拘留したのでした。
この冗談から、東ドイツで働いていた当時の人の不満が読み取れますね。

もし良ければ下のところにはドイツ語での元冗談がかいてあります。

ドイツ語のバーシオン。
Ein DDR-Bürger geht spät in der Nacht durch Ostberlin und ruft lauten Halses immer wieder: “Scheißstaat, Scheißregierung!”
Plötzlich taucht ein Stasi-Offizier auf und verhaftet ihn.
Der Mann will den Grund dafür wissen, worauf der von der Stasi ihn an seine lautstarken Äußerungen erinnert.
Der Mann verteidigt sich und sagt: “Ich habe ja gar nicht gesagt, welchen Scheißstaat und welche Scheißregierung ich meine.”
Der Stasioffizier denkt kurz nach und läßt den Mann gehen.
Dieser verschwindet, wird aber zwei Minuten später von dem Stasioffizier wieder eingeholt und erneut verhaftet.
Darauf der Mann: “Wieso dieses?”
Da sagt der Stasimensch: “Ich habe mir gerade überlegt: Es gibt ja nur einen Scheißstaat und eine Scheißregierung…”

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