ビルの管理人にもあげるの?红包のルール(中編)

こんにちは。イーコム中国語ネットです!
今回はまた、红包について話したいと思います。この間は、红包を渡す人について説明しましたね。今日は他に、役に立ちそうなルールを説明します。実は红包を上げる相手は、親戚や同僚だけではないんですよ。

まずはいつもお世話になっている、自分が住んでいるマンション(アパート)の管理人さんに红包を渡します。
春节の当日から初一、初二、初三には管理人さんが毎日交代して当番しているマンションが多いです。それは、管理人さんが皆それぞれ红包を貰うためです!(笑)
中国のお年玉 红包のルール(中編)中国や香港では高い住宅ビルが普通で、写真のような住宅郡もあります。
例えば香港には、ロイヤル・ペニンシュラという日本人が凄く多く住んでいる所があります。
その地域には駐車場やクラブの入り口などに、管理人さんがたくさんいます。红包を、自分のビルの管理人さんには2枚(カップル2人分)、他の管理人さんには1枚あげています。それからゴミを集めている人などにもあげます。もちろん、結婚していない人はあげなくて大丈夫です。

中国のお年玉 红包のルール(中編)また、いつも通っている飲茶のレストランがある人は、そこで(お互いに名前を知っているくらい)お世話になっているスタッフにも红包をあげます。
今後そのレストランに来た時に席を待つのが嫌な人は、高い红包をあげる習慣があります。高ければ高いほど、これから席を待つ必要がなくなります。面白いですね。

さて、そういえば红包に入れるお金はいくらが良いでしょうか?これは皆が悩んでいることです(笑)
香港では20香港ドルで、中国では5元、10元がスタンダードだと思います。中国では伝統的に、関係が親しければ親しいほどお金も大きくなります。香港の場合は一番小さい金額の紙幣をあげることが多いです。今までは10ドルが普通でした。しかし10香港ドルが紙幣からコインに変わったため、それからは红包に入れる最低金額の習慣が20ドルになりました。
そこまで親しくない親戚や友達、同僚、上に書いた管理人もこの金額でOKです。
親しい親戚や同じチームの同僚や部下には100ドル札と50ドル札を一枚ずつ入れると良いと思います。100ドルと20ドルをあげる人もいます。
たまに500ドル札を入れる人もいます!私は500ドル札をもらったことがあるのは親と、父の姉の夫婦からだけです。

中国のお年玉 红包のルール(中編)また、あげる人の夫か妻のことを知っている場合には、その人がいなくても2枚(二人分)あげましょう。同じように自分の夫か妻、または彼氏か彼女のことを知っている人からは、2枚もらえますよ!
ですから、红包が足りなくならないように気をつけないといけません。

红包はただお金をあげることではなくて、新年のあいさつを含めた大切なコミュニケーションの1つになっているんですね!

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