ドイツのクリスマスでは「お菓子の家」が定番料理らしい

Julia Ecom(イーコム)
こんにちは!EcomのJuliaです皆さん、寒いですが風邪を引かないよう気をつけてくださいね。
ところで「Hänsel und Gretel」(=ヘンゼルとグレーテル)というグリム童話をご存知ですか?知らない人、忘れてしまった人のために少し説明しますね。

hensel and gretel 昔々、「Hänsel und Gretel」(=ヘンゼルとグレーテル)の兄弟は貧しい暮らしをする両親に、森に捨てられてしまいました。かわいそうな「Hänsel und Gretel」ですが、彼らは賢かったため、二回家に戻れます。でも、三回目に両親に捨てられた時は帰り道を見つけることができず、森の中で迷ってしまいます。何日間も暗く寒い森の中を歩いていると、美味しそうな「Lebkuchenhaus」(お菓子の家)を見つけました。彼らは何日間も何も食べていなかったのでお腹がペコペコで、「Lebkuchenhaus」を食べ始めてしまいます。ですが、この「Lebkuchenhaus」は、魔女が人間を食べるためのおとりで、「Hänsel und Gretel」はまんまと捕まってしまいます。女の子の「Gretel」は奴隷として働きで、男の子の「Hänsel」は魔女が食べるために、お菓子をたくさん食べさせて、どんどん太らせていました。そして、とうとうオーブンで「Hänsel」を焼こうとしましたが、「Gretel」が「Hänsel」の代わりに魔女をオーブンに突き飛ばします。魔女が死んでから、「Hänsel und Gretel」は「Lebkuchenhaus」の中で見つけた宝を持って家に帰り、両親と豊かな生活を送りました。

以上が物語の内容ですが、ドイツではクリスマスの時、「Lebkuchenhaus」を作ります 「Hänsel und Gretel」は直接クリスマスに関係ありませんが、「Lebkuchen」(ジンジャーブレッド)がクリスマスのお菓子なので、それを素材にした「Lebkuchenhaus」もクリスマスのシンボルになりました。「Lebkuchenhaus」の土台や壁、屋根は「Lebkuchen」で作り、飾りにグミ、小さいプレッツェル、キャンディーなどを付けるのが一般的です。「Lebkuchenhaus」は大きくて少し食べにくいので、飾りのグミなどが真っ先になくなってしまいますね(笑) 日本では「Lebkuchen」(ジンジャーブレッド)材料が手に入りくいですが、クッキーを使った「Kekshaus」(クッキーハウス)を作ってみてはいかがでしょうか

家族みんなで「お菓子の家」を作るのは良い思い出になるので、ぜひ試してみてくださいね。

Koala へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

5 thoughts on “ドイツのクリスマスでは「お菓子の家」が定番料理らしい”