Guten Tag, ihr Lieben!お元気ですか?イーコムのユリアです。
日本では、新しい学期が始まって1月たったころでしょうか?
今日は、私の高校の時の思い出をシェアしたいと思います。 個人的の経験だけではなく、ドイツ中にある学校のシステムとしてあります。
ドイツの学校は、高校ももちろん無料で、お金は一切かかりません。
ただ、たまにクラスの皆は、プロジェクトやパーティーのためお金が必要となるときがあります。その時には、もちろん両親にお願いして、お金を集める方法もありますが、
他にお金を集める調達方法として、「der Kuchenbasar 」があります。
「Der Kuchen」はケーキで「Basar」はバザーです。
すなわち「Der Kuchenbasar」はケーキバザー(売り場)です。
そして、そのケーキを売る場所は、ケーキ屋さんではなく、学校内で、学生が準備したハンドメイドの売り場です。
まず前日、一つずつのクラスのTo doタスクとして、そのクラスの子供たちやそのお母さんたちは家でケーキを焼いておいて、次の日学校に持って行きます。
ドイツの学校では、授業の間に10分の休憩がありますが、昼休みなど長い休憩もあります。 そうした長い休憩には、そのクラスは、授業をちょっと早めに止めて、子供たちは学校の入口近くにテーブルを置いて、ケーキを飾ります。
昼休みが始まると同時に、他の学生たちはやってきますので、
そこで、並べてある20セントから1ユーロの安い値段で手作りケーキを販売します。
商品となるケーキは、どれも作りやすいケーキばかりですが、おいしいものです。
ドイツの定番品は、
「Käsekuchen」チーズケーキ、
「Muffins」カップ・ケーキ、
「Rührkuchen」スポンジケーキ、
「Schokokuchen」チョコケーキ
などです。
もっと難しいケーキもたまにありますが、他のケーキの材料は高くなってしまい、時間もかかって、学生相手には、余り意味がないですね。
販売するときは、紙の皿とスプーンを準備して、釣りも必要なので先にもって行きます。
ケーキを売れる時間は20分くらいなので、あまりお金にならないと思っているかもしれないですが、一回の「Kuchenbasar」で、20から30ユーロ(4000円)ぐらい集まります。
先生も、値段より、多く払ってくれるときもあるので、この金額でパーティーのため飲み物などを買えるのは、とてもいいと思います。
ただ、今考えてみると、お母さんたちに、ケーキを作ってもらうのはいい迷惑だと思いますし、ケーキを作るためのコストも高いので、直接、親がお金を渡してもよかったのかもしれません。
ですが、学生たちにはとても楽しい時間を過ごせるし、自分のクラスのため頑張って働いたとの感じで、素晴らしい経験だったと思います。
私とお姉さんもよく参加をして、沢山のケーキを作ったことがあります。特に残っているケーキはクラスのみんなと一緒にシェアーして、懐かしい思い出として残っています。
ドイツの学校で行われるケーキバザー「Kuchenbasar」、いかがですか?
日本ではこういう活動はありますか?文化祭のような感じでしょうか?
思い出がある人はぜひコメント欄でおしえてくださいね。