こんにちは、Ecomのユリアです。
皆さん、今日から新しいシリーズとして「ドイツのおもしろフレーズ」を紹介していきたいと思います!日本語にたくさんの言葉遊びがあるように、ドイツ語にもオリジナルのユニークな言葉が色々あります。
さっそく、実際に例を紹介してみますね!
ドイツ語で「筋肉痛」は「Muskelkater」だと言われています。直訳すると「Muskel」は筋肉で「Kater」は「雄猫」です。それを想像してみると、「筋肉のついた雄猫」が頭に浮かんできます。もしかして、その猫は運動しすぎて、筋肉が痛くなってしまったために「Muskelkater」と言われているのでしょうか?
実は、この言葉には他の由来があります。ちょっと医学的な話になってしまいますが。「Kater」は発音の似ている「Katarr」(カタル=感染症)という病気から来ました。そのため「Muskelkater」は筋肉炎ということになります。ちなみにドイツ語の「二日酔い」も「Kater」(雄猫)だと言われていますが、その言葉も「Katarr」(カタル=感染症)の元だと思われています。
そうは言っても、子供の時にはその病気を知らずに、みんな「Muskelkater」をきくと「筋肉のついた雄猫」を思い浮かべます。そして、大人になっても、「Muskelkater」を想像してしまい、その猫が頭の中にずっと浮かんでいます。
日本語でもドイツ語の言葉のように、聞く時のイメージが本当の意味と異なっている言葉がありませんか?日本語には漢字があるため、そのような聞き間違いがないかもしれませんが、外国人からすればおもしろい日本語があるかもしれません。例えば日本語の「湯のみ」が英語の「You know me?」に聞こえたりすることもあります。このように他の国の言葉が空耳のように聞こえてしまう言葉も調べてみると面白いかもしれませんね!