皆さん、お元気ですか?EcomのJuliaです。
日本の春は大学に入学したり会社に入ったり、色々と忙しい季節ですね。ところで、日本のUmzug(引越し)はドイツと異なっていることを知っていますか?
日本の場合は引っ越し会社が家にきて、本人は自分で箱に詰めるだけで他には何も片付けず、全て引っ越し会社にしてもらえます。
ですがドイツでは、基本的に自分で作業を進めます。引っ越し会社が家までも来る場合もありますが、自分も手伝います。当たり前ですが家族を入れても、自分たちで全てやるのは不可能です。ドイツ人は身体が大きくて丈夫ですが、さすがに引っ越しは無理ですね(笑)
そういう時には、友達に手伝ってもらう人が多いです。みんなで楽しく荷物を片づけて、友達の大きな車を借りて運びます。新しい家に行ったら壁にカーテンをつけたり家具を組み立てたり、引っ越しの作業を手伝います。だからドイツではUmzug(引っ越し)が、日本よりも安くできます。ただもちろん、手伝ってくれる友達にお礼をしますよ!
ドイツではUmzug(引っ越し)が終わると、手伝ってくれた友達と一緒にEinweihungsfeierをします。これは日本語に翻訳すると「落成式」になります。パーティーでは引っ越しを祝うだけでなく、手伝ってくれた人に「ありがとう」という感謝を伝えます。もしEinweihungsfeierができない場合、少なくとも手伝いの後にレストランや喫茶店に誘いましょう。
私がライプチヒに住んでいた時、2年間で3回も引っ越しをした友だちがいました。その時はまだ大学生でお金もあまりなかったので、ライプチヒにいる友達をいっぱい呼んで、10人で引っ越しの作業を全て手伝いました。自分たちだけで引越しを全て行うのは大変ですが、結構楽しいですよ!Einweihungsfeierで「お疲れ様!」と言い合うのも楽しいし、私は引っ越しがとても好きです!ただ、自分の引っ越しは自分が主役になるので、大変そうです。友達を手伝うくらいがちょうどいいですね(笑)
2 thoughts on “ドイツ人に引っ越し会社は必要ない?”
こんにちは、集合住宅に住んでおり、引越を控えていますが
ドイツでは引越作業のお知らせ(騒音などで迷惑をかけるので)をご近所の方にする方がよいのでしょうか?
Joriさん、コメントありがとうございます。
引越し知らせは特に必要ではないですが、マンションの入り口に短いメッセージを書いても丁寧ですね。
引越しするときにも、ドイツのRuhezeitenを気を付けましょう。
ドイツのRuhezeitenは音が大きい作業はしないような時間です。 夜22時から朝7時までと昼の12時から14時までです。
もしその間はちょっと騒音の可能性があれば、知らせを書いた方がいいと思います。
知らせはこのように書けばいいと思います:
Guten Tag, wir sind Ihre neue Nachbarn.
Durch den Umzug kann es dieses Wochenende ein bisschen lauter werden.
Falls es doch zu laut sein sollte, sagen Sie uns bitte Bescheid.
Wir bitten um Ihr Verständnis und entschuldigen uns für die Störung.
Ihre Familie Jori