ドイツ人が結婚指輪を右手にはめる理由とは?

Julia Ecom(イーコム)

こんにちは。EcomのJuliaです
失礼ですが、皆さんはご結婚されていますか?ご結婚されている方は、どちらの手に結婚指輪をしていますか?
左手に付けている方はもしかすると、ドイツに行ったら未婚だと思われて、アタックされてしまうかもしれませんよ!
ドイツだけではなく、オーストリアやポーランド、ブルガリアやロシアなどの国々では、伝統的に右手の薬指に「Ehering」(=結婚指輪)をはめます。結婚ではなく婚約の場合は、左手に「Verlobungsring」(婚約指輪)をします。
ですが、他の国々では右手ではなく、心と深いつながりがあるとされている左手に「Ehering」(=結婚指輪)をします。

 

では、右手に結婚指輪をはめる習慣はどこから来たのでしょうか?様々な説がありますが、その中の1つであるカトリックの影響を説明します。
古代ギリシャ人やエジプト人は、左手の薬指に心臓へ直接つながっている血管があると信じていました。そしてその血管は、心に通じる愛を象徴するものだと考えたのです。そのため、結婚する時にはその「愛」を確認するために、左手の薬指に指輪を付けました。
ですが中世ヨーロッパの時代になると、キリスト教以外の宗教への批判が強くなり、その流れの中で指輪のつける位置も統一されていきました。聖書によると、右手には「正義」や「権力」などの意味があり、幸福を招く象徴として右手の薬指に指輪をする習慣が生まれ、それが現在までドイツで続いています。

ドイツ人が結婚指輪を右手にはめる理由とは?

法律で決められていることではないので左右どちらの手でもOKですが、ドイツ人のほとんどは結婚していたら右手に、婚約していたら左手に指輪をはめています。
指輪は永遠の愛のシンボルで、お互いがずっと一緒にいる約束としてつけるのだから、右か左のどちらに付けようが関係ないですけどね~。

だけど、海外で既婚のドイツ人がまだ結婚してないと思われたり、その逆に結婚していない方が、ドイツでは既婚者と思われたりすることが私の周りでもよくあります。
ドイツで変に声をかけてほしくない場合は、両方の手に指輪をした方がいいかもしれないですね(笑)
声をかけてほしい場合は…お任せします!!(笑)

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