みんなさん、guten Tag!お元気ですか? イーコムのユリアです。今週はどうですか?忙しくしていますか?ドイツ語の慣用句コーナーへようこそ!今日はドイツの慣用句を紹介したいと思います。今回は「sich zu weit aus dem Fenster lehnen」です。
直訳:窓から身を乗り出しすぎる
意味: リスクを冒す・無謀な試みをしてしまう
「sich lehnen aus」は「身を乗り出す」という意味で、「zu weit」は「遠すぎる・やりすぎる」で、「das Fenster」は「窓」です。そういうことで「自分を窓から出る」「窓から身を乗り出す」という意味になります。
では、実際に意味を想像(イメージ)してみましょう!部屋の中にいると、外を見たいときに、窓からそとへ見ないといけないですね。窓が閉まっているなら、そともあまり見えなくて、もっと広く外を見ようとしたら、窓を開いて、頭をそとにだして、右と左にみる方法ですね。その時には、頭だけではなく、上半身まで出してしまう人も見ますね。このようなやり方で、うまく外が見ることができますが、窓から落ちてしまいそうですね。その状態は「自分を窓から出すぎる」という状態ですね。ですが、実際の窓からかけることより、どんなシンボルの意味でしょうか?
普通にしまっている窓から見ればいいのに、窓から体を出しすぎると、とても危ないことですね。 外を見るため、リスクを冒してしまいます。「Sich zu weit aus dem Fenster lehnen」は「無謀な試みをする」あるいは、「リスクを冒しすぎる」ことです。
できそうにないことを約束するときや、それが無謀すぎる場合には、「Sich zu weit aus dem Fenster lehnen」が使われます。実際の使い方はこちらの例を見てみましょう:
A: Bis nächstes Jahr werde ich fließend Japanisch sprechen können.
(来年まで、日本語はペラペラになる予定です!)
B: Du solltest dich nicht so weit aus dem Fenster lehnen. Du hast doch gerade erst angefangen.
(自分を窓から掛けすぎないほうがいいですよ。 日本語学習は始めたばかりでしょう)
A: Meinst du? (難しいのかな?)
Aさんの予定はとても挑戦的ですね。ですが、始めたばかりで、一年で日本語がペラペラになるのは、とても難しくて無理そうですね。 そのような状態にはSich zu weit aus dem Fenster lehnenが使えます。 約束をしていることは無理そうな場合、こちらの慣用句が使えます。Bさんの友達は、難しそうなことを言われたので、Aさんを注意しています。
慣用句などのフレーズ暗記のよいところは、文法的な難しいところを理解しなくても、実戦で使えるところです。
今回のものは、ビジネスの時でも、日常的な会話でも、使えるフレーズなので、是非暗記して気の利いた一言として使ってみて下さいね。