ピンポンダッシュに吹き矢…。フランスの子供のイタズラ(後編)

Ecom講師 Olfa

こんにちは、EcomのOlfaです!

先週、フランスの子供がよくやるイタズラを紹介しましたね。今日はその続きをお話します。

では早速みていきましょう〜〜


  • 固定電話で知らない人の番号にかけて切る

calling

つぎの悪戯は一番目にとても似ているものです。先ほどの「ドアにノックをして逃げる」と言うのは、昔から相変わらず子供の間でとても人気がありますが、二番目のこれは、少し変わってきていますね。まず、この悪戯は電話で、ランダムな番号をかけて、繋がった時に話して切る、または話さずにそのまま通話を切るかのどちらかですね。こちらは上記と同じように、大人の様に電話は使えるふりをして、途中で「実は子供でした!」と切っていくのです。

ただ、現在は通信手段がドンドン変わってきている為、子供の遊びの習慣も変わっています。昔は固定電話を使って電話した時には自分の電話番号がいっさい出てなかったため、子供達はよくぞれを利用してばれないように悪戯していました。ただ、すべての通話は有料でした。現在は電話かけた時に自分家の電話番号が、相手に表示されて分かるようにされています。ですが、フランスでは今ほとんどすべての家庭に定額で電話をかけ放題となっているので、無料であるのはいたずらをする子どもたちにとっても良いポイントですね^^なので、いたずらの習慣は通信技術の進歩によってかわってきますね

もしいつか、子供の声で悪戯電話が来ましたら(殆どの場合子供は話さずに切ってしまうか、おもしろいことを言ってから切ります。)その時には怒らないであげてくださいね~(笑)!


  • 文房具で吹き矢を作る

effaceur

最後は、フランス人の子供が学校に居る時の悪戯です。それはフランス語で[sarbacane](吹き矢)と言うものです。Sarbacaneは子供によってつくられている非常に有名なものです。それはペンを空にして、偽物の吹き矢を作るというイタズラです。フランスのEffaceurという特別なペンを使います。Effaceurは万年筆のインクを消すようなペンですね。このeffaceurペンには2つのペン先があって、一つの先は「消す用」も1つは「再度書く用」です。とても軽くて、使い捨ての安いペンです。万年筆のようにリフィルできる高いペンではないですね!

そしてこの空っぽになったペンには、丸くした紙を入れて、端から息を吹き込むことで吹き矢のように使えますね!「吹き矢」は今ではとても人気な悪戯遊びです。小学校でよく「吹き矢はダメですよ」[les sarbacanes sont interdites]と先生たちに言われますね!男の子の間で作ったり使ったりするのはとても人気なのですが、女の子は打たされるのがイヤで、殆どの女の子は攻撃でなく、防御のために使っています(笑)

effaceureffaceurs

こちらは子供に描かれた「吹き矢の作り方」です~!!面白いですね。因みに、子供の可愛いスペルミスを訂正しますね、一番目の絵の左下に「placer a l’autre bout(反対側につく)」にはotre と描いてありますが、それは間違いで正解は autre ですね。(笑)

インターネットにも動画が色々あって、たくさん見られています(笑)何故か子供の大好きな悪戯遊びです!良かったら作ってみてくださいね(笑)

皆さん、フランスの子供のイタズラは以上です。いかがでしたか。日本人の子供たちの間で一番流行っているイタズラは何でしょうか。是非教えてくださいね~またね!A bientôt!

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