単語が分からない時に使える魔法のワード「Dingsbums」(ディングス・ブムス)

staff02皆さん、Guten Tag! Wie geht es Ihnen? ドイツ語を勉強すると、たくさん覚えるべき単語がありますよね。 ですが、どんなに勉強をしても、その時に必要な単語が出てこないときが多いですね。
その場合に、もちろん単語を言い換えて頑張って説明したりもできますが、もっと簡単な方法もありますよ!
日本語の場合、単語が出てこないときには、どんな指示名詞を使いますか?
日本語の場合は「あれ」や、「なんとかなんとか」を、会話の中に入れてよく使いますよね?

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ドイツ語の場合「Das/der/die da!」(あれだ・これだ)だといえますが、ドイツ語では、単語に性別があるので、その物の性別が分からないと、あまりきれいなドイツ語に聞こえません。
今日は、単語が出てこないといった困ったシチュエーションに使える便利なドイツ語フレーズを紹介したいと思います。
それは「das Dingsbums」です。

「das Dings」は 「もの」や「こと」です。
「bums」はとくに意味がない(笑)ですが、「das Dingsbums」は呼び方がわからない、言葉が頭に出てこない場合の言い方に使います。
「Dingsbums」の変わりに「das Dingens」や「das Dingsda」にも使えます。使い方がとても簡単で、こちらの例文で見ておきましょう。

A:「Kannst du mir bitte das Dingsbums da geben?」「あれを渡してくださいませんか」
B:「Die Schere?」「ハサミのことですか?」
A:「Nein, das andere Dingens daneben.」「いいえ、その隣のもの」
B:「Meinst du das Klebeband?」「テープですか」
A:「Ja, genau. Danke!」「そうそう!ありがとう!」

こちらの会話には、Aさんは、必要な単語が出てこなくて、その代わりに「Dingsbums」と「Dingens」を使いました。
一方のBさんは、最初どんなものかわからなかったですが、質問をしながら、必要なものが分かってきました。
このフレーズと指でものをさすと、ほとんど通じると思いますので、ぜひ使ってください。
例えば、ドイツのスタバで、熱いコーヒー容器をカバーする段ボールの素材(スリーブ)がほしい時、das Dingsbumsと指さしてもいいですよ。
*ドイツ語では、Pappmanschetten (段ボールのリストバンド)と呼ばれています。

ドイツ人も日常会話で頻繁にDingsbumsを使うので、外国人が、言葉がわからなくても、普通に使ってもいいと思いますよ。
あなたのドイツ語上達のスパイスになればうれしいです。

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