みなさんはドイツのスーパーに行ったことはありますか?日本のスーパーでびっくりしたことの一つは卵の容器です。どうしてかというと、日本の卵はプラスチックの容器に入って売られているからです。丈夫なのかどうか気になって、卵を買った時、レジ袋の中で割れないかどうか心配でした。
ドイツで(他のヨーロッパの国もそうだと思いますが)はプラスチックの卵の容器にはないです。その代わりに灰色っぽい緑色や茶色のダンボールと同じ材質で出来た容器に入れられています。ドイツではプラスチックの消費量を少なくしようとしていて、よくダンボールはリサイクルされて使われています。
段ボールはクッションの役割も果たすので、ドイツ製の卵の容器はかなり丈夫です。
卵を買う時には大きさ、見た目はあまり気にしなくて、卵の原産が一番重要視されています。ですが、原産といっても国や地域というわけではなく、鶏の飼育方法のことです。これは、以下の種類に分かれています。
「Käfighaltung」(ケージ飼育)
「Bodenhaltung」(家畜小屋)
「Freilandhaltung」(放養)
「Bio」(エコ)
「Käfighaltung」(ケージ飼育)は一番安いですが、イメージが余り良くないので、 もっと高い「Bodenhaltung」(家畜小屋)と「Freilandhaltung」(放養)、そして一番高い「Bio Eier」(エコエッグ)を買う人が多いですね。
ドイツと日本では卵の値段はあまり変わらないですが、日本では上記のような飼育方法の違いが書かれていることがあまりないですよね。
ちなみに店によりますが、卵の段ボールをリサイクルするため、一回使ったあと店に戻してもう一回卵のため使う店もあります。
ドイツでは普通だと思っていましたが、この様なドイツの卵について、日本人は驚くかと思って今回は紹介しました。
みなさん、ドイツの卵のシステムについてどう思いますか?