こんにちは、EcomのOlfaです。皆さん、先週の日曜日に何があったか知っていますか?イエスの復活を記念するお祭り、Pâques (復活祭)です!この日はフランスを含めて、色んな国でお祝いがされました。Pâques (復活祭)は元々キリスト教の行事ですが、最近は宗教に関係無く、誰でもお祝いしています。フランスではPâques (復活祭)は休日になります。
では、この日は具体的に何をするのでしょうか?Pâques (復活祭)では、ウサギと卵がとっても大事です。
この日になると両親などの大人が、庭や公園に、卵の形をしたチョコレートを隠します。そして子供達がそれを探すのが、伝統的なイベントになっています。
…でも、どうしてイエスの復活からウサギと卵にたどりついたのでしょう?それには、Pâques (復活祭)の歴史が関係しています。
ヨーロッパではずっと昔から、春の始まりを祝うパーティーが行われていました。この祭りは、宗教とは何も関係ありません。しかし、イエスの復活がちょうど同じ時期だったので、両方の祭を合わせたんですね。こうして1つの大きな行事ができました。ウサギと卵は、この春のパーティーで使われていたモチーフです。ウサギは子供を何匹もたくさん産むので、「命」のシンボルになっています。また卵は、春に色々な命が生まれること、「誕生」を表しています。たしかに、春にぴったりのイメージですね^^
チョコレートを入れる卵は、子供たちが自分でデコレーションします。この卵を作るのは、とても難しいんですよ。卵の下に小さい穴をあけて、殻を割らずに中身だけを出します。そして殻に色を塗ったら完成です。途中で殻を割ってしまわないように、気をつけないといけません。私も子供の頃はよく作りましたが、いつも失敗していました…(笑)
ちなみにチョコレートを見つけた後には、特別な晩ご飯を食べます。白いインゲン豆と子牛の肉を食べるのが伝統的です。
Paques(復活祭)は、日本の方にはあまり知られていないと思いますが、結構楽しいですよ!ほとんどの人が宗教とは関係なく、チョコレートをあげたりもらったりして過ごしています。
綺麗にデコレーションされた卵を見ると、子供時代を思い出して懐かしくなります^^