TEAP(ティープ)とは、Test of English for Academic Purpose略で、その名の通り、アカデミックな場での英語力を測る英語試験です。
具体的には、大学で必要とされる場面での英語運用能力を問うもので、大学受験統一英語試験の最有力候補となっています。
従来の紙と鉛筆で解く試験とは別に、TEAP CBTというComputer Based Testがあり、今後は運用の利点などから、パソコンで受験するTEAP CBTが主流になっていくと考えられています。
〇TEAP試験概要
・受験資格:高校2年生以上
・テスト作成団体:英検協会、上智大学
・英検の準2級から準1級レベルの難易度。
・4技能を測定し、CEFRバンドレベルA2-B2をお知らせ。合否ではなく、英語レベルの点数を教えてくれる。
各セクション20-100点のため、4技能受験で、80-400点の間で点数が決まる。
TEAP CBTの場合、2倍にした800点満点でスコアリング。
・受験方法:手書き or コンピューター入力が選べる。
・受験回数:現在1年に3回実施(7月、9月、11月)
・Comments: 英検協会が問題を作っているため、英検と類似した形の良問が多い。
〇対策方法
一度問題を解いてみて、4技能のうち自信がない分野に絞って、分野別に対策してくとよいでしょう。
大学によっては、4技能の最低点を決めているところが多いので、苦手分野を作らないようにしていきましょう。