頭出し記憶法


頭出し記憶法とは、

 

英単語の頭文字だけを残して、それ以外の文字を隠してしまう記憶法です (ECOM特許取得済)。

学生時代、赤🟥や緑🟩のシートを被せて文字を消し、虫食い暗記練習に使ったのと同じです。

これは英語だからできる記憶法です。

例えば、飛行機のCAとのやり取りのシチュエーションで、

Give me water please?が、

G___ m_ w____ p____? (Gi__ me wa___ pl____?)の頭文字だけなぞって発音したりしても、なんとなく通じそうで、推測できませんか?

(正確には、Syllable頭出し記憶法だともっとわかります。*Syllableは音節)

英語では、略語が発達しているのこのためです。

例:ASAP: As soon as possible, FYI: For your information

日本語だとこうはいきません。

おみず ください。

お__ く____。 は、名探偵でも推理は難しいです。

日本語は、語尾まで読まないと意味が完成しないのに対し、

英語は、語頭が重要で、語尾は、ある程度消失しても許容されうる言語なのです。

なので、英語で逆に、語頭+語尾までしっかり読んで、発音してしまうと、ジャパニーズイングリッシュになってしまいます。

英語は、日本語と違って、語尾を意識しない方が、英語らしい読み方になるのです。

ここに、頭出し記憶法の冥利があります。

お子様の音読支援、音読習慣の定着に

お子様や、英語初心者向けには、頭文字だけでなく、頭二文字を残して、あとは隠す、”二文字頭出し記憶法“をお薦めしています。

これにより、お子様の音読暗記が、ヒントを手がかりにすすめていく、ゲーム形式変わり、やる気も出て、子供の暗唱へのハードルがぐっと小さくなります

また、フォニックスをやらず、アルファベットを日本語読みしてしまうお子様には、語尾消失の虫食いは、英語の発音改善に大きな効果が見られます。

時間があれば、音読暗記だけでなく、聞いた英語を、書き写す「ディクテーション」に使ってもいいです。

もし、難易度の高いシャドーイング(何も見ないで音源を同じスピードで真似する)は、この頭出し記憶法をベースにすることで、挫折がなくなります。

英語教科書の音読暗記で、テスト満点

英文の音読・暗記習慣をECOMではじめたら、

中学生は、ぜひ、もっている英語教科書の対話文を音読暗唱してしまってください。

頭出し記憶法の虫食い暗記がほしい人は、Onki(おんき)というスマホアプリで、写真にとれば、英文が自動的に虫食いにしてくれます(難易度にあわせて変化可能)。

ぜひ、音読を通じて、お子様の英語ストックを増やしていってあげてください。

お薦めです。