ドイツのことわざ『印刷したような嘘をつく』

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Ecomのユリアです。Wie geht es Ihnen?
ドイツ人は真面目ですが、時々は嘘をつきます。私も時々は・・・(笑)
世界中の人が嘘をつきますが、それぞれの国で嘘に関する慣用語があると思います。今日はドイツ人が嘘をつく時のフレーズを紹介します。

第3回
Lügen wie gedruckt
(印刷したような嘘をつく)

 

ドイツのことわざ『印刷したような嘘をつく』Lügen wie gedruckt

 

「lügen」という動詞は「嘘をつく」で、「wie gedruckt」は「印刷したように」です。「印刷したように、書いてあることのように嘘をつく」という意味になります。ちょっと、出版社や新聞への皮肉にもきこえますね(笑)

メディアで書かれている「ファクト」はよく、本当の事実と異なっています。ニュースを見ると、すぐ嘘だと分かる記事もありますね。人間が嘘をつく時も同じです。

相手にすぐバレてしまうような嘘くさい話をする人には”Lügen wie gedruckt”(印刷したように嘘をつく)という表現が使われてしまいます。ただの嘘じゃなくて、明らかに嘘をついている様子に対して言います。

 

例えば、旦那さんの帰りが夜遅かったとします。どうやら会社から直接帰ってこなくて、居酒屋に飲みに行ったようです。なのに「Entschuldigung, ich musste heute länger auf Arbeit bleiben」(ごめんね、今日会社に長く残らないといけなかった)と言います。

でも、旦那さんからはお酒とタバコの臭いがするので、絶対に嘘であることを奥さんは分かっています。そういう時には「Du lügst ja wie gedruckt!」(あなたは印刷したような嘘をつくね。=絶対嘘でしょ!)と言ってあげましょう!
ちなみに、私は嘘つくとすぐにばれちゃうタイプです。「宿題はもうやったよ」「朝早く起きたよ!」といった色んな嘘をついては、お母さんに「Du lügst ja wie gedruckt!」と言われていました。笑

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