ドイツの結婚式でよく行われるゲーム「das Wettnageln」(釘打ちゲーム)

Guten Abend! Wie geht es Ihnen? イーコムのユリアです。皆さんの中でドイツ人の結婚式に参加したことはありますか?ドイツの結婚式と日本の結婚式は意外に異なっていて、文化の違いを感じることができます。もちろん二つともとても素敵な結婚式ですよ。

ドイツの結婚式は、いつもとても長く、お昼頃から翌朝の3時4時まで続いています。
長いパーティーなので、その間に様々なゲームをしています。もちろんカップルによって、選んだゲームは異なっていますが、定番ものもあります。今日はその、ドイツ結婚式の定番ゲームの一つを紹介したいと思います。
それは「das Wettnageln」です。

「die Wette」は「賭け事」、「勝負事」の意味で、「nageln」は「釘を打つ」での意味です。したがって、「das Wettnageln」は「釘を打つ賭け事(勝負)」と直訳できます。それにしても、「釘を打つ」とはドイツの結婚とどんな関係があるのでしょうか?
ドイツの結婚式には、協力して行うゲームもありますが、逆に競争するゲームもよくしています。結婚式で見る「奥さんと旦那さんは、どちらのほうが強いか?」ゲームですね。

そんなドイツの簡単にできるシンプルな競争ゲームとして、「das Wettnageln」(釘を打つマッチ)はよく行われます。

このゲームは、木の一枚板に、釘を一本ずつ打ち、一番少ない打ちつけで釘を打てる人が勝者となります。
職人の国、ドイツらしいですよね。普段の金槌の扱い具合によって成功になる遊びです。

負けた人は、一気飲みで、シュナップス(ジャガイモから作られる蒸留酒)を飲まないといけません。結婚式の参加者は、 新郎・新婦それぞれを応援します。お酒を飲みながら、行っていくので、金槌の打ち付け能力はどんどん落ちてしまいますけどね。

「Wettnageln」は、板と釘、金槌さえあれば、安く、簡単にできるものなので、ドイツでは、結婚式だけではなく、他の式にもよく行っている遊びです。皆さんもドイツ人と関わりがあると、いつか行うゲームかもしれないですから、覚えておくと、どこかで役立つかもしれませんよ!ドイツ人との結婚式でしょうか(笑)。

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