ここがびっくり日本の習慣「ホームレスがおとなしい？」

こんにちは、EcomのJuliaです。今日は、日本のここが少しびっくりだと感じる習慣を紹介するコーナー「ここがびっくり日本の習慣」の4回目です。

今日はちょっと珍しい話をしたいと思います。ドイツ人は日本に来た時、街で見かけるホームレスにびっくりすることが多いと思います。その理由は、人に迷惑をかけるからではなく、その逆で人に迷惑をかけないからです！
ドイツではベルリンやフランクフルトなどの大きい街はもちろん、私の実家があるドレスデンでさえも、ホームレスが目立ちます。私もタバコやお酒を持ったホームレスに「おいっ！お金くれ！」とよく言われます。

たまに食べ物を買うためのお金をあげる人もいますが、基本的にはホームレスを見たら、話しかけられないために避けて歩きます。

しかし日本にいる間は、このような経験をしたことがありません。ドイツ人からすると、日本にいるホームレスはとても謙虚に見えます。その主な理由はこんな感じです。

★他人の迷惑にならないように、通行人には話しかけない。もちろん、自分から「お金ちょうだい」と頼みもしません。
★ホームレスでも、自分の「すみか」を段ボールで作ります。しかも、ちゃんと靴を脱いでその家に入っているのを見たことがあります。
★ホームレスでも、周りに対する無礼な態度や失礼な言動をあまり見ません。

ドイツにいるホームレスは、もちろん色々な人がいますが、歩いている人に対して悪口を言ったりする人が多いです。また、お金などをもらっても感謝の気持ちを示さなかったり、不愉快な印象をよく受けます。

日本にいるホームレスの性格も様々だと思いますが、人目を気にせずに空き缶を集めるなど、熱心に何かに取り組んでいる印象があります。お金をもらわずにどうやって生活しているかは不思議ですが、日本ではホームレスからも日本人マインドを知ることができるので、ドイツ人はびっくりしますよ。