Guten Tag, ihr Lieben! お元気ですか? Ecomのユリアです。
皆さんは怒りっぽいですか?それとも、我慢強いですか?たまにケンカしてしまうのは仕方ないことですが、ケンカはどちらにもデメリットが多いです。このことを、ドイツ人は以下のフレーズで表現します。
第26回
『Wenn zwei sich streiten freut sich der Dritte』
(2人が争っている間に、3人目が横取りする)
★意味★:
ケンカをしている人たちは、そのケンカに集中してしまうため、周りの人に意識がいきません。そのため他にいる競争相手に気づかず、2人が争っていた物を横取りされてしまいます。
例えば電車の座席が1つしか空いていなくて、2人が座ろうとしています。2人はどっちが座るかのケンカに夢中になって、3人目が電車に乗ってきたことに気づきませんでした。無視されている3人目は、空いている席を見つけて「ラッキー!」と思い何事もなく席に座ります。3人目の人は、何の苦労もなく利益を横取りしてしまいました。
私も兄弟が3人いるので、「Wenn zwei sich streiten freut sich der Dritte」の意味を痛いほど経験してきました(笑)
最後に残ったケーキを誰が食べるか?車の助手席に誰が座るか?家に1台だけのパソコンを誰が使うか?などなど、どうでもいいことでケンカしていましたね。
この名文はケンカをしている人ではなく、利益を横取りした3人目の人や、その光景を見ていた人がさらっと言うのが正解ですね!
ドイツ人と日本人の考え方は近いと思うので、日本語でも同じようなフレーズがあるのではないでしょうか?
4 thoughts on “ドイツの名文、諺『2人が争っている間に…』”
Ah, dies ist genau gleich mit “漁夫の利” in Japan. Das Wort ist aus China.
Ich erinnere mich eine bekannte alte Karikatur von Georges Bigot (http://de.wikipedia.org/wiki/Georges_Bigot) über den Streit Chinas, Japans und Russlands in 19. Jahrhundert.
Lieber Herr Koala,
vielen Dank, dass Sie diese sehr interessante Karikatur mit uns teilen!
Es passt perfekt zu diesem Sprichwort!
漁夫の利ですね
VANさん、
コメントありがとうございます。
「漁夫の利」都の慣用句を初めて聞いて、興味深かったです。