みなさん、こんにちは!EcomのJuliaです!お元気ですか?
今日は、先週の続きで「ドイツで信じられている有名な迷信」の残り2つを紹介します!
では早速行きましょう!
「Schornsteinfeger sehen」
煙突の掃除人を見ると幸せになれる
ドイツには「der Schornsteinfeger」 (煙突掃除人)もうあまりいなくなってしまいましたが、私のお祖母ちゃんの家にはまだ煖炉があるので、お祖母ちゃんのうちによく「der Schornsteinfeger」 (煙突掃除人)がきています。「der Schornsteinfeger」 (煙突掃除人)を見かけた時、シャツ・コートなどのボタンを回すことが、福を呼ぶと言われています。そのしぐさ以外には、「der Schornsteinfeger」 (煙突掃除人)に触ることも「Glück」(福)になると言われています。昔はボタンなども高かったので、ボタンを回すと、お金がもらえるという意味がありました。「der Schornsteinfeger」が来て煖炉を掃除してくれると、冬に家を暖めること、料理を作ることが出来るようになるので福だと考えられました。そのため、ドイツのお守りの一つは「der Schornsteinfeger」(煙突掃除人)の人形なのです。特に、新年に目にするものなのですが、見たことありますか?
「Schwarze Katze von links nach rechts bringt Schlechts」
左から右に行く黒猫は縁起が悪い
猫は世界中で超自然的な意味があると思いますが、ドイツで黒ネコは特に悪いイメージがあります。
道を歩くと、目の前に左から右へ行く黒い猫、あるいはその猫が道の真ん中で座ったりしたら、不幸をもたらすとの迷信があります。猫はもともとGott(神)を信じていない古代エジプトと古代ギリシャからヨーロッパに来たため、邪悪な宗教のシンボルになりました。特に黒い猫が恐れられている理由は、黒い猫がやんちゃな性格で、家の中に蛇を連れてくる、というケルト人の信仰から出てきました。
ですが、この迷信は気にしてないドイツ人が多いです。例えば暗い夜道を猫が横切っても、黒猫か、他の色の猫か、暗いから何色かがわからなくて、他の色の猫だったよと言ったり、他の方向からみたら、左へ右までではなく、右から左へ渡る猫になるから、大丈夫だと言ったりします。
私は道を渡る猫を見ても、「猫はただ道を渡りたいだけなんだ」と思います(笑)
ちなみに、三つ色の猫は福のシンボルです。色だけで幸か不幸かを決めるのは不思議だと思いますが。
日本にも招き猫などがありますが、それ以外に猫に対する迷信がありますか?日本の迷信について詳しく知らないので、面白いものがあればぜひ教えてくださいね!
2 thoughts on “ドイツで信じられているびっくりな迷信3つ(後編)”
黒猫はポーの小説とかでも不幸を呼ぶ不気味な動物ですね。私は黒い猫が大好きなので、黒いというだけで、こんなひどい扱いをうける猫に同情してしまいます。
日本では、お茶を入れた時に茶柱(お茶の茎の部分)が立つと縁起がいい(いい前兆)と言われます。
鏡が割れたりすると、縁起が悪い(悪い前兆)と言われるみたいです。
それ以外では、数字にこだわる(4(死)や9(苦)を嫌う)人も多いです。
方角にこだわる人もいるみたいですが、これについては、私もよく知りません。
カレンダーの運勢を気にする人も多く、たとえば、結婚式の日は大安(幸運日)を選び、仏滅(運が悪い日)は避けるとか、友引にお葬式をしてはいけないとか、いろいろあるみたいです。
Yokusiaさん、いつものコメントありがとうございます。
黒猫は世界中に悪い印象がありますね。ですが、猫たちはとてもやさしくて、性格がいい動物だと思います。
茶柱は興味深い占いですね!毎日何リトルを飲んだら、一回でも絶対茶柱が立つでしょ 笑
ドイツでは4か9の数字はとくに意味がないですが、13は縁起が悪いといわれています。