教育ママは決して笑えない


親子英語

勉強熱心な教育ママは、そこらの教育博士よりレベルは上

最近、
世間で教育ママと呼ばれる人達の本を読んでいます。

例えば、代表格が佐藤亮子さん。
息子3人を東大医学部に入れたことで有名になりました。

一言で言うと、

「そこらにいる教育博士よりもよっぽどよく分かっているし、とても勉強されている。」

と思います。

佐藤ママ様自身、学校で英語の先生だったこともあり、英語学習論を書かれていますが、プロの私達から見ても、間違っていない(細かい違いはありますが)、よく理解された、見識の高い方だと思いました。

当校でも、小学生で、英検1級準1級の合格を果たすお子さんの親御様とお話しをさせて頂いておりますが、同様にその見識や理解、努力には頭が下がる思いでいます。

 

私は当初、”教育ママ”と呼ばれる教育熱心な親には、少し否定的でした。

私自身、シングルマザーの家庭で生まれて育ち、母親は働いていて、常に鍵っ子だったので、
こうした母親のサポートをがっしり得ている家庭の子供が、不公平で羨ましかったのかもしれません。

しかし、英語力アップを生業にして学校運営をしている今、こうした親御様の存在は大変心強いです。

講師が宿題を出しても必ずやってきてくれますし、提案なりも頂け、

一緒に日々の学習を高めあっていく形で、成果が出やすく、大変やりやすいです。

なによりお子様の心の安定や、身近な人に褒めてもらえる事での小さな成功体験の積み重ねにつながり、教育上よいと思っています。

 

世界トップレベルになる選手は、親のサポートによるところが大きい。

世の中見渡せば、勉強以外でも、

例えば、ボクシングでは、コーチやセコンドがついてサポートしていくのが当たり前です。

正しく親身にサポートしてくれる親がいるならば、子供にとっては、最良のパートナー足りえると考えています。

最近リオ・オリンピックが終わり、メダリスト達の子供時代が色々と報道されていましたが、

皆100%、3歳から6歳の時に、親の強力なサポートの下、練習を開始していました。

そこには、

『子供の意思を尊重しろ!』、

『小さい時からやらされて子供がかわいそう・・』、

『本当に子供は好きで始めたのか?』

といった、世間一般の、常識人?の意見は存在しません。

 

オリンピックで成果を出す人は、親のきちんとしたサポートの下、物心ついたその時には、既にそのスポーツをしていた感じです。

日々おathlete3風呂に入るかのように、当たり前のように日々練習をしています。

お風呂に入ることに、子供の意思を尊重しろ!と言って騒ぐ人はいないですよね。

 

私の隠れたヒーロー、イチロー選手も、

父親がイチローをプロにするべく、日々の仕事を15時に切り上げる生活に切り変え、毎日、1日も休まず、イチローの学校帰りの野球のトレーニングに付き合って、育ててきたそうです。

そこには、

「自分(父親)の叶えられなかった夢を、息子に押し付けるな!」

といった世間からのヤジはありません。

 

日本では野球ですが、

アメリカでは、これと似た形で、『サッカーマム(Soccer Mom)』という言葉が存在します。

 

フィギアスケート銀メダリストの伊藤みどりの場合、有能なコーチの家に住まわせてもらって、親ではないですが、コーチから幼少から強烈なサポートをもらって成長しました。

 

スポーツの世界がそうなら、勉強の世界でも親の強力なサポートがあっても当然だと思います。

 

もちろん、子供がその道の継続を嫌でない、行き過ぎた躾でないというのが前提ですが、

教育熱心な親に対して、”教育ママ”と呼んで反発する人は、あなたが羨ましかったりする気持ちからです。

どうか自信をもって、お子様のよきコーチやセコンドを務めて頂ければと思います。

*仕事が忙しくて、なかなか子供の教育に時間が取れないという親御様に対しては、

当校が、お子様のコーチ、セコンドの役割をすることが可能です。お問い合わせください。お力になれます。


About 成田 勝行

英語は、公立中学の授業で初めて学び始めた純日本人的受験英語で育つ。 慶應大学SFC卒。現在、ECOM英語ネット学校校長。 英語以外に、中国語、韓国語、スペイン語、ロシア語が話せる。

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