皆さんは、お子さんを塾に通わせていますか?
お隣の中国・韓国ほどでないにしても、日本でも、塾通いは一般的で、お子様の習い事の外せない日課の1つになっているかと思います。
私自身も、小学校6年生から中学3年生までの4年間、近くの塾に通い、数学、国語、英語といった科目を学習していました。
私はやらなかったですが、小学校低学年では、公文が人気のようでした。
しかし、塾って今後そんなにも必要性があるのかな?
というのが私の考えです。
塾よりも、英会話学校が重要になる
塾の目的とは、ほとんどが、よい学校、希望する学校へ進学(合格)するためだと思います。
これまでは、英国数理社・・・と、まんべんなく学習をしていかないと、入試に対応できませんでした。
しかし、2020年を機に変わりつつあります。
それは、10年に一度の教育指導要綱が2020年から変わり、おおまかにいうと、
1. ゆとり教育の是正
2.Active learning、記述式割合増加。
3.極端な英語重視
の3点を打ち出しました。
1.これまでゆとり教育の名のもと、学校が何もしてくれないので、学習塾に通っていたのが、学校での授業充実が期待されます。
2のアクティブラーニングについても、
詰め込み式で、言われたことをやる指示待ち式学習法ではなく、
能動的に、授業に参加していく方式となり、いわゆる公文のような機械的な作業とは違うものが求められていくのではないでしょうか?
3が今回メインのTopicです。
幸か不幸か、日本政府は英語重視を打ち出したため、民間の英語試験結果(英検結果など)で大幅な加点を行い、
簡単に言えば、
英語さえできれば入学できてしまうような、
『英語ができる人有利』な入試に変わっていきます。
例えば受験英語の代表、センター試験英語も、
受験英語から脱皮した『英検』や『TEAP試験』に置き換わるでしょう。
これらは、スピーキング、ライティングも含めて4技能の”英会話力”をバランスよく採点されるため、
一般の〇〇塾の日本人英語講師の受験英語ではうまくいかないと考えています。
そして、これまでもその流れでしたが、
英語さえできれば、他をあまり勉強しなくても、よい大学、よい高校、よい中学に入れてしまう選抜方式に変わってきます。
(変わってくるというより、英語偏重がより一層高まっていく感じです。)
私は、個人的に、
『”英語さえできればOK”という、今の日本社会の流れはよくない』と思っていますが、
自らが経験した、『指にタコを作り、血のにじむような受験勉強に、10代の貴重な時間をとられるのもよくない』という考えでもあります。
そのため、受験は楽できるなら楽してもいいのでは?と、今のお子様には思っています。
ですので、今の親御様に提案したいのが、
普通に、今時の塾に高いお金を払うより、お子様には、自由に好きな遊びや、習い事をさせて、あまり昔のスタイルの勉強はさせない。
その代わり、まとまった期間(夏休みでもOK)をみつけてお子様を英語圏へ留学させてしまう、または、当校などで英語を集中学習させたしまった方が、
お子様の受験戦争の勝ち抜き、ひいては豊かな人生を送るという意味では、圧倒的に有利になること間違いなしだと思っています。
もう一度言います、
これからの時代、英語力が高いお子様は、受験に圧倒的に有利で、選択肢が山のように増えます。
また、これまでのような塾でガリ勉するタイプとは違うタイプの人材を、国や企業、社会は求めているのです。
2016年3月以前に生まれたお子様の未来の受験状況は既に決まっています
2020年からの学習指導要綱は、既に決定されており、変更されません。
変更できるのは2030年からです。
仮に2030年から変更がかかったとしても、移行期間3年は用意されます。
ですので、2033年までに大学入試を終えるお子様(2016年より前に生まれたお子様)は、
確実に、英語重視の大学受験に臨むことが運命づけられています。
お子様を
医者にさせたい、
一流企業にいれさせたい、
スポーツ選手に育てたい、
公務員にさせたい、
色々あるにせよ、
普通に塾に通って5教科満遍なく学習するより、
英語だけでも先に強化し、塾など行かず余った時間で好きな事を、好きにさせる作戦をとる方が、
今の教育制度を勝ち抜ける費用帯効果の高い方法だと私個人は思っています。
P.s:塾と言っても、これまで通りの一般の塾の費用対効果が低くなるだけで、面接対策や、Active learning対策などの分野に絞った専門の塾は、価値があると思います。
当校Ecomは、塾というより、専門の学校ですね。