ドイツ語の面白い言葉:Der Dauerbrenner(継続の火炉)はどんな意味?

staff02皆さん、こんにちは!Wie geht es Ihnen? ドイツは最近どんどん寒くなってきています。
ドイツの秋は、ストーブや、暖炉など火炉(カロ)を準備する季節です。

oven-60292_960_720

そこで、今日紹介したい言葉は、「der Dauerbrenner」(継続の火炉)

「die Dauer」は名詞で、「長い間」との意味、「der Brenner」は「燃やすもの」で「火炉」の意味になります。

結果、長い間燃えている火炉のことになります。一般的に暖炉などの呼び方ですが、他の意味があります。なんでしょうか?料理を作るときに、その料理を忘れてオープンの上に長い間をおいて、その料理を焦げてしまう意味でしょうか?火炉がいらないときにも燃え続いてしまって、無駄の意味になるでしょうか?

そのオープンの火一回つけると、その火が燃え続けています。興味を起こさせてそのときから興味が火のように長く燃えることです。 長い間に燃えっている火炉のように、人気が長い間に続くことです。 昔から人気がある曲(ザ・ビートルズ」)、劇 (ロミオとジュリエット)あるいは、昔からよく売っている商品など、「Dauerbrenner」だといわれます。  その「Dauerbrenner」は社会のみんなに興味があるわけではなく、もっと小さな意味で、例えば、ある店の中によく売れ続けているもの、家族の中みんながいつも大好きな料理 にも使えます。「Der Dauerbrenner」は、ずっと高い人気がなくてもいいですが、失敗にならないものです。
要するに「定番なもの」、という意味です。

実際に、例文を見て使い方を確認してみましょう。
① 母親同士の会話です。
母1: Was kocht ihr heute zum Abendessen?
(今日の晩ご飯は何にするの?)
母2: Ich glaube, war essen Kartoffelsalat und Wiener.
(ポテトサラダとウインナ・ソーセージかな?)
母1: Bei uns gibt es Spaghetti Bolognese. Das ist ein Dauerbrenner in unserer Familie.
(私たちは、いつも人気がある定番の、ミートソースパスタでいきます。)

②  こちらは友達同士の会話です。
友1: Ich möchte mit meiner Frau zur Oper. Aber ich kenne mich da gar nicht aus. (妻とオペラに行こうと思うのだけど、オペラはあまり詳しくないからどうしよう。)
友2: Geh‘ doch zur Zauberflöte!
(じゃ、魔笛を見にいけば?)
友1: Meinst du, dass ihr das gefällt?
(妻は気に入るかな?)
友2: Ja klar, das ist ein Dauerbrenner. Da kannst du nichts falsch machen!
(もちろん!  長い間に燃えっている火炉です。失敗がないですよ。)

日常会話に、安心に使えるので、ぜひ使ってみてください。ちなみに、長い間に燃えている火炉の反対言葉は、「Das Strohfeuer」です。「Strohfeuer」は藁の火事で、引火が早い火事です。そのため、ブームが短いものやサービスは、「Strohfeuer」が使えます。

皆さんのドイツ語学習も、der Dauerbrenner」(継続の火炉)のように、長く続けていってくださいね。応援していますから。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です