Всем привет! みなさんこんにちは。Ecomのユリヤです。
私はこの前日本語の教室で、日本旅行を考えている生徒さんに大阪、東京、北海道などの違いを説明していました。
そしたら向こうは向こうでモスクワやサンクトペテルブルグ、ペルミやシベリア地方などの違いを教えてくれました。
それがなかなか面白かったので、ロシア人の目から見たそれぞれの街の特徴をお話してみたいと思います。
まずは、ロシアの首都モスクワです!
「モスクワっ子」はどんな人たちなのでしょうか?

その1:サンクトペテルブルクとは犬猿の仲
当然全員の仲が悪いわけではありませんが、東京と大阪(もしくは京都)の間で目に見えぬ戦が繰り広げられているのと同様です(笑)
サンクトとモスクワの間には「冷戦」が存在しており、
サンクトの人は「自分の都市は歴史が守られているし、ロシア文学の花を咲かせた場所だ」と誇っている一方、
モスクワ人は「サンクトの歴史的建築物などは全て第ニ次大戦後に建てられたり直されたりしているから、歴史的だなんてとんでもない!モスクワこそが真のロシアの心だ」
と主張しています。
その2:モスクワ「訛り」を強調
モスクワの人は自分が「モスクワっ子」であることを誇っているため、モスクワなまりを必要以上にアピールする特徴があります。
モスクワなまりとは、оの”а化”が非常に強いのが最も大きな特徴です。
例えばМолоко (牛乳)を「マラコ」と発音します。
とはいえモスクワはロシアの首都なので、これが「標準語」となっています。
個人的に気づいた点で言えば、本当のモスクワ生まれモスクワ育ちの人は、そこまで強いаの発音をしません。
逆にちょっと「おのぼりさん」というか、にわか?な人の方がこういう発音をします。
不思議ですが、田舎者扱いされたくない心理があるのかもしれませんね。

その3:上から目線で冷たい
もう一つモスクワの特徴は、東京と同じで「人が冷たい」と言われていることです。
例えば電話で話している時も他の地域よりイライラしていたり、口が悪かったりします。
私がモスクワに行った時には一切そのようなことは感じませんでしたが、私の周りのロシア人たちは声をそろえて「あいつらは上から目線で頭にくる」と言います。
きっと、忙しい首都の毎日を生き抜くために色々と苦労を重ねているのでしょう。
以上がモスクワっ子の特徴ですが、いかがでしたでしょうか?
けなしてばかりで怒られてしまいそうなので、良い所も付け加えます(笑)
モスクワ人の良い所はまず、他の都市に比べて服装がシンプルでスタイリッシュな所です。
そして個人的に気に入っているのは、外国人を珍しいもの扱いすることなく普通にコミュニケーションしていることです。
モスクワに行ったことのある方のご意見を、是非お聞きできたらと思います!
ちなみに、次回はサンクトペテルブルクの特徴をご紹介します。お楽しみに☆


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