質の高いレッスンについて1


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1.質の高いレッスンが手ごたえややる気を引き出し、英語脳の活性化に貢献します。:

「質の高いレッスン」=「英語脳を活性化させ、かつ、やる気を引き出すレッスン」だと考えます。

ここで「英語脳」という言葉が出てきましたが、耳なれない言葉だと思うので、説明させて頂きます(英語脳については様々な意見があり、それにより様々な定義がなされています。ここでは当校が考える「英語脳」ということで書かせて頂きます)。

 

質の高いレッスンは、 英語脳構築に最短距離で進めるレッスンになります。先にあげた図式に、カッコで付け足した、「英語脳構築」というところを意識してください。これを最短経路でゲットできるレッスンがもっとも質の高いレッスンであると言えます。

 

英語脳とは:

まず「英語脳」について詳しく説明していく前に一つの実験をしてみたいと思います。

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さて、あなたは目にしたイラストを記憶をする時、どのように記憶しましたか?

1.りんご、

2.頭をかかえ悩んでいる青年・・・

3.釣り人が取った魚を焼いて食べている、

4.一人の熱狂的なファンがステージにいる歌手に黄色い声援を送っている。

といった感じでしょうか?

表現の差異はあれ、あなたがこのように目で見たものを記憶するのは、今あなたが日本語脳で考えているからに他なりません。同じことをアメリカ人が行った場合、それらを即座に「英語」で考えて記憶するでしょう。

 

しかし、多くの日本人英語学習者はこうした状態にはならず、あいも変わらず日本語と英語をにらめっこする英文和訳(和文英訳)式学習をおこなっていたり、単語帳の裏表を見返して和文英訳を行っています。
その際なにが起こっているかというと、英語⇔日本語の変換作業です。英語を話そうとする際、一度日本語で考え、それを英語に”翻訳”して話すというのは、非常に効率が悪い方法です。

一般的に英語を流暢に話す人、英語圏の人は、英語を話す際、「英語だけで考え」て行っています。これは上達したからこのようになるというより、「英語だけの発想法で、「英語脳」が築かれた結果、そのようになった」というのが正しいです。この英語だけで考えていくという英語脳の基本的なところをまず押さえてください。

もう一度言います。「英語脳」は、「英語を英語のままで考える仕組み」です。

 

既にこれは脳学者を中心に言語習得における必須の事柄と言われています。たとえば私達日本人ならば、物事やイメージを日本語などで置き換えすることなく、英語のままそれを理解してしまうことと考えて頂いて結構です。

したがって当校ではレッスンを通じて、すべての生徒様が日常生活で目に入るものが、全てまず英語で思い浮かぶ、日本語の表現がすぐにでてこない、という状況になることを目指します。

この状態はまさに英語脳に完全に切り替わったといえるでしょう(もちろん日本語脳は残り、日本語での思考回路も適宜切り替えられる状態です)。帰国子女の友人がいる場合、見たことがあるかもしれませんが、彼らは、ある物を表現する際、日本語のボキャブラリーとっさにが出てこず、「日本語ではなんて言うんだっけ?」ということが起きます。

これは彼らが英語脳で過してきたから起こるものです、イメージから即座に英語の表現につながり、そこからやっと日本語の表現に変換を試みるからです。ですので繰り返しになりますが、英語脳とは、英語を英語のまま捉え、扱えるようになることをさします。

ですので、日本人なら、sometimes(時々), often(よく)と言って単語帳などで覚えていた表現も、本来、和訳などに頼らず、イメージとして、それらの頻度を覚えてしまうのが正しい習得の仕方だといえます。

続いて、”英語脳”を最短で手に入れる弊社が提案するレッスンとはどういうものなのでしょう?当社が導入して、多くの生徒様から好評を頂いているEcomメソッドと呼ばれる、当社の教育方針について解説していきます。

*この英語脳については、現在も多くの人がいろいろな視点から述べていますので、興味のある方は、いろいろと本などを参考文献として読んでみるとよいと思います(人によって英語脳の捉え方は様々ですが、根本は英語を英語で考える点で共通しています。)。

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